次の日、橘くんがトロフィーを持ってやってきた。


橘くんのバカ。
監督・脚本・編集：村松正浩
2006年／14min.／スタンダード／HDV
短篇.jp　2006年5月10日〜5月23日まで無料配信（その後は有料化）

出演：芳野ゆみ、服部竜三郎

■eyespot

いま旬な。動画をアップロードしてそれをflashに変換してくれて、再生窓を自分のブログに貼れるというサービスなんですけども。ここはちょっと一味違います。

アップした動画をブラウザ上で編集できる！！！！！
これは画期的かも。さすがにIN点OUT点を指定して繋いで、音楽を乗せて…くらいしかできないんだけど、それだけできれば十分というか。
しかもこのサービスはたいていの動画ファイルに対応してて、例えば3gpとWMVをアップしといてそれを簡単に編集して、iPod用に書き出したりもできる。すげー。
まだちょっと触ったくらいなんですが、かなり使いでがありそうです。今はベータサービス中なんだけど、できればこのまま使わせてくれ！！
ちなみにMacだとFirefoxで。らしいです。

さてもう始まってしまいました短篇の配信。早いです。撮ったの先月ですから。ちょうど一ヶ月くらい前ですから。自分にしてはありえないスピードです。もっとも、この「撮って出しのスピード」こそネット配信映画のキモというか、そこにグッと来てやってみたのですから。なにをかいわんや。ですから。

ほとんど更新されない当雑記ですが、いい機会ですので（というかきっかけがないと書けない）勝手に共同テキスト企画を催してみようと思います。題して（上記）！　予めお断りしておきますが、このテキストは短篇.jp Blogの了承なく勝手にオレサイドからの記録とか感想などをネット文体丸出しでダラダラと綴るものです。先日、仕事で堅めの文章を書く機会がありましたが、たった800字を埋めるのに2日かかりました。もうネット文体から戻れません。

■短篇.jp Blog: 『橘くんのバカ。』（その１）

長い長い枕から始まりましたが、要するに短篇.jp Blogに1エントリ上がるごとにオレからのポイント・オブ・ビューを書こうというものです。ハンドルネームtan-penさんに捧げてみます。テキストがこうやって相互的に参照できる利便性（あるいは迷惑性）はまさにインターネット万歳！

YouTube!がいろいろ話題になっている昨今ですが、知らないあいだにそこそこ盛りあがっていたあるジャンルがあったのを発見しました。
たいてい「Re-cut」と名付けられているその動画は、古今東西の映画予告編を全く違う空気に（たいていは逆方向に）再編集して仕立てあげるというしろもの。手間がかかってテクニック必須で、何よりその映画をよく研究しないとできないくせに、宿命的に表舞台には出れないという因果な作業。
こんなふうに検索するとたくさん出てきます。『シャイニング』をファミリー映画風にというのは前に紹介したことがありますが、『エクソシスト』をドタバタコメディにとか『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を友情コメディに（根っこは変わってないか）とか、いったいその熱意はなんなのかと。パロディ精神というのは本邦ではあまり本気を出せない空気があるだけに新鮮ですよ。
ともあれハリウッド映画の予告編の常套手段も知ることができるし、いろいろ勉強になります。

異様に開くのが遅くなってお送りしております当サイトですが、それは画像がデカくてしかも多いからです。すいません。
上の画像は映画の一場面からです。現場写真を撮ろう撮ろうといつも思うのですが、いざ現場に行くと撮ってる場合じゃないという。

というわけでこのエントリやらサイトトップにて告知しておりますが、拙作『橘くんのバカ。』のネット配信日を公開して良くなったのでお知らせします。
作品は短篇.jpにて5/10〜5/23まで無料配信。その後は消えるわけではなく有料配信化されます（gooIDとクレジットカードが必要です）。

「橘くんバナー」（もしくはここ）
を拾って貼っていただけるという厚志家の方は、橘くんのバカ。というエントリにリンクしていただけると幸いです。さらにお願いごとを重ねますと、画像への直リンクは避けて、ダウンロードしてからお願いします…！

微妙に長いので、以下の記事「いかに配信動画を観るか」は畳みます。

以上の巨大バナーを貼ってくれる方募集。
貴重なサイトスペースを圧迫する、もうすっかり廃れたサイズ（468×60）のやつです。ある意味スパムです。スパムバナー。

バナーだけ作ってしまって、リンクする先作ってない自分です。
もし本気でいいよ、と言ってくれる方が一人でも存在した場合何とかします。

※ちっちゃいのもできました。


※ウチのバナーもできました（もう少し汎用的なのも作りたい）（すっかりバナーおたく）。